卵は生か加熱か? 前編
またまた卵のおはなしです。
わんご飯に卵を入れるという発想も、結構びっくりされますが、
じゃあ入れるとなると、どんな調理法がいいんですか?
という話になります。
結論から言うと、温泉卵が最も消化に良いという説が有力ですし、
いやいや本当は生がいちばんいいんだよ!
という説もございます。
ちなみに、ゆで卵なら、半熟で。
でも大体うっかり固ゆでになるんですよね。
目玉焼きはどうでしょう?
まあいいんですけど、焼くっていう行為は、わんのご飯にはあまりお勧めできません。
スクランブルエッグは?
いや、だから焼くっていう行為はお勧めできないんですってば。
オムレツは?
いや・・・・だから焼くっていう行為は・・・・
その理由は、
煮る=どんなにがんばっても100℃
焼く=180℃とか200℃とか
つまり、調理する温度が倍くらい違うんですね。
温度が高いほど、タンパク質が、「変性」といって、その構造自体が変化してしまうんです。
ぶっちゃけ、身体には負担をかけます。
なので、基本的には100℃まで。
つまり、煮るか、それ以下の温度での調理が、消化吸収に良いということです。
ゆで卵は、100℃で煮ても、中心までその温度が到達するまでに
引き上げること(半熟)ですね。
しかし、殻をむくのにやや時間かかりませんかね??
わんご飯に向かない理由としてもうひとつ。
食べ物は、空気に晒した瞬間から、酸化します。
この酸化が進むほど、身体に悪いものとして食べることになるわけです。
もちろん、酸化したものを、ちゃんと無害にしてくれるものも一緒に食べればいいんです。元々身体には、そうしたシステムがあります。
なので、健康ならそんなに心配しなくてもいいんです。
でも、無害にする力が弱っていたら、毎食「焼く」というのは危険です。
さらに、加熱すればするほど、たんぱく質の栄養が違うモノに変化するわけ。
なので、割って、しっちゃかにかき混ぜるという行為は、
ふわふわトロトロに欠かせないとはいえ、
空気に晒しまくるということになり・・・・
その上で高温にしたフライパンで焼くという行為は、さらに・・・・
ということで、
人間はいろんな調理法を好きに楽しめばいいわけですが、
小さな身体の犬や猫には、できれば避けて欲しい調理法。
そうなると、生がいちばんいいのでは?
となりますが、諸説ある中でも
当店では100℃以下で完成する
おんたまをお勧めしています。
なんたって、生卵同様、作り置きができちゃうのが一番魅力なのです。
すると、
あ、そうなんですか、おんたまですね。
でも、あれって作るのは難しいですよね~
スーパーに売ってるやつでいいですか?
という流れになります。
ちょっとまったぁぁぁ!!
それはダメ、ダメです!
となり、延々とご説明することになります。
最近は、それもさすがに面倒になってきましたので、
すっかりしなびていたブログに書けばいいんじゃんっていうことになり・・・
(今朝、社長に何ヶ月も更新していないことがバレて散々怒られまして・・・)
確かに、日々の作業に追われてサボっていた店長が悪いわけで、
ほんじゃぁ、サボってた分、3万文字くらい書いてやるぜと思ったものの、
コアなファンの方も、初めて訪れてくださった方も、ドン引きするよね・・・
(この時点で1000文字超えてるしね。)
とか考えてると、やっぱり面倒くさくなりましたので、
こちらをご覧ください。
あれ?
えっと、これだとスーパーのおんたまがダメな理由になっていませんね。
汗・・・・
ま、そこらへんはすっとばしまして、
当店が絶大な信頼を寄せる、秋川牧園さんの卵が、
そこいらのとどう違うのか?
なぜにわんご飯にお勧めなのか?
「安全だからなのね」
「あら、卵ってこんな風に産まれるのね~知らなかった~命をいただくってそういうことか~~」
「お、ほう○○のう検査やってるんだ!」 ←自社で検査しています。
「お、解放鶏舎じゃん!バタリーケージじゃないんだ~」 ←分かる人だけ分かる話。
というようなことが伝わりましたらケッコーコケコッコー。
で、なんでスーパーのがダメなの?
で、この記事、生か加熱か?っていうところで、よく読んだら結論がどっちつかずですよね? ← 確かに。
ま、そこらへんについては後編で。